2013年、カメたちも元気です
今年、私 支倉常明 がエレファンキューブの前身の会社を立ち上げてから丸10年を迎えます。
この10年の間で、「eラーニング」 に求められるもの、「eラーニング」 を取り巻くビジネススタイル、関連する技術動向など、どんどん変化してきました。
特に、ここ数年は、スマートフォン、タブレット端末、無線LAN環境、クラウド環境など、学びに限らず「デジタルデバイス」と我々の「ライフスタイル」とのかかわり方自体に、大きな変化の波がきています。
ここまで10年、eラーニングの中で一番重要なのは 「コンテンツ(教材)」 だという信念のもと、コンテンツ制作を主事業として経営をしてきました。
今も、この先も、この信念に変わりはありませんが・・・
10年の歳月の中で、当社のような小さな会社では限界を感じること、逆に小さな会社だからできることなどが、だんだん見えてきたように感じています。
10年の区切りの年となる本年は、
エレファンキューブだからできるサービス
を見直し、この先の10年も、皆さまに変わらず必要としていただける会社となるための基礎を再構築していく年だと考えております。
初詣で蛇の置物を購入しました
ふと今年の干支の蛇(巳)を調べていたら、こんな記述がありました。
「巳」(み、し)という字は、胎児の形を表した象形文字で、蛇が冬眠から覚めて地上にはい出す姿を表しているとも言われ、「起こる、始まる、定まる」などの意味があります。「巳」を動物にあてはめると「蛇」になりますが、古来より、蛇は信仰の対象となっており、谷神(やとのかみ。谷や低湿地を司る)、豊穣神、天候神などとして崇められてきました。祭祀や祀りごとの「祀」に「巳」が用いられているのは、「祀」とは自然神を祀ることをいい、自然神の代表的な神格が巳(蛇)だったからです。また、蛇は脱皮をすることから「復活と再生」を連想させ、餌を食べなくても長く生きることから「神の使い」として崇められ、全国各地に蛇神を祀っている神社があります。たとえば、七福神のひとつである「弁財天」は蓄財と芸能の女神ですが、蛇の形をした神として祀られていることも多いです。また、蛇の抜け殻を財布に入れて蓄財を願うなど、お守りにする風習が今でもみられます。巳の特徴は探究心と情熱。蛇は執念深いとされていますが、恩を忘れず、助けてくれた人には恩返しをすると言われています。
eラーニングにおいて、「コンテンツが重要」なのは確かですが、今までの10年と同じように、受け身の受託開発をしていくだけでは、この先10年、生き残っていけないのは目に見えています。
そんな状況の中、上記は、まさに今エレファンキューブが直面していること・目指していることに重なるものがありました。蛇のように、いままでお世話になった方々への恩を忘れず、「復活と再生」すべく、本年も精進してまいりたいと思います。
長文になりましたが、本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
2013年1月4日
株式会社エレファンキューブ
代表取締役 支倉常明
追伸:
2013年、本格稼働する新しいプロジェクトの1つです。
1月、2月は各種展示会に出展していますので、ぜひ足をお運びください。
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